大一牧場のうし

牛も人も みんなが笑顔になれる牧場をめざして

大一牧場は香川県さぬき市で半世紀、3代に渡って牛たちを大切に育てています。

穏やかで晴れの日が多い瀬戸内の地、さぬき山脈の裾野に広がる自然の中で、のびのびと健やかに牛が暮らせる環境づくりに取り組んでいます。

周辺環境に配慮しながら徐々に規模を拡大、乳牛180頭・繁殖和牛親牛30頭を中心に事業運営しています。

ドーム型牛舎

牛たちが快適で明るい環境ですごせるように、2018年ドーム型牛舎を新設。

一頭あたりの牛床面積を10㎡以上確保でき、広々とした空間で毎日をすごしています。
ドームは透過性が良く明るく、保温性・断熱性に優れ牛たちにとって快適な環境を保てます。

IoTを活用したスマート酪農

IoT技術による牧場の管理で、日々の作業の省力化と経営強化を図っています。

【クラウド万歩計】
牛にクラウド万歩計を装着し健康状態を24時間365日モニター。
発情や病気の兆候などをリアルタイムに発見することができます。

【牛舎自動換気システム】
最適な温度・湿度に調整、理想的な牛舎環境を保ちます。
持続的な乳量アップと健康維持に役立ちます。

【餌寄せロボット】
餌寄せを自動化することで正確で効率的な給餌管理が実現しました。
また重労働からの解放と労働時間の短縮に繋がります。

人による目視観察に加えIoTを活用することで、これまで経験や勘に頼っていた牛の管理を効率化。
未経験の就労者にも分かりやすいシステム構築に励みます。

放牧はじめました

できるだけストレスの少ない環境ですごして欲しいという思いで、放牧にも挑戦しています。
春から秋の晴れた日に、お日様のもとでのんびり草を食む牛たち。

牛・草・土の循環ができることで地球環境にも貢献できます。
放牧をきっかけに、次世代型農業の可能性にも取り組んでいきます。

働く人と牛に配慮した牛舎レイアウト

作業動線を見直すことで牛の移動時間を短縮。
改築前に比べ2倍の生産性を実現しました。
従業員の労働時間短縮につながり、残業時間も少なくなりました。
人も牛ものんびりした時間が流れる牧場です。

清潔な牛舎

牧場は食品(生乳)を扱う場所でもあります。
先代、先々代から引き継がれた
『清潔第一』の教えは今も健在。
外から来られるお客様にも
『大一牧場はきれいですね』とお褒めの言葉をいただくことが度々あります。